設定手順
事前準備
想定動作環境:.NET Framework 4.8がインストールされているWindows OS
確認済動作環境:Windows Server 2016, 2019, 2022 / .NET Framework 4.8
- AD連携機能のお申し込み完了後、AD設定が行えるようになります。
管理者画面「設定 > Active Directory連携 > 設定」ボタンから
1)コネクターのインストーラー
2)コネクターのZIPファイル
をダウンロードします。
※インストーラーファイル詳細 - コネクター設定ファイルを開き内容を確認しておきます。
※新ADコネクターインストール時に利用します。
インストール手順
- インストール済みのファイルをダブルクリックしインストーラーを立ち上げます。
- セットアップウィザードのダイアログが立ち上がるため「次へ」をクリックします。
- インストール先フォルダーの指定が特になければそのまま「次へ」をクリックします。
- 接続パラメーターを入力し「次へ」をクリックします。
各入力項目については設定ファイル内の以下に表示されている値をそれぞれ入力してください。
接続先ドメイン :mq.messageQueueHost
バーチャルホスト:mq.messageQueueVhost
ユーザー名 :mq.messageQueueusername
パスワード :mq.messageQueuePassword - 「インストール」をクリックすると、インストールがはじまり完了後に「完了」をクリックします。
- インストール後コネクターはWindows サービスとして自動開始されます。
稼働状況を確認したい場合はServices 管理ツールから「TrustLoginADConnector」をご確認ください。
ログについて
ログの確認方法
ADコネクターのログはデフォルトの場合、以下のフォルダより確認可能です。
C:\ProgramData\TrustLoginADConnectorData\Logs
※ログは日ごとのファイルとして作成されます。
ログの出力はデフォルトではINFOモードとなっており、DEBUGモードに変更を行うことでより詳細なログを出力可能です。
出力レベルの変更方法
- コネクターインストール先のフォルダから「Config」ファイルを開きます。
- 「INFO」の箇所を「DEBUG」に変更し保存します。
↓ - Services 管理ツールから「TrustLoginADConnector」を右クリックして「Stop」後
再度「Start」で再起動します。
アンインストール手順
- アンインストールにはインストール時に利用したインストーラーファイルから実施します。
※アンインストールには、ADコネクターは削除されますが、生成したログファイルは削除対象外となります。 - 「次へ」をクリックします。
- 「削除」をクリック後、再度「削除」をクリックします。
- 削除が開始されますので終了後に「完了」をクリックします。
FAQ
1.新ADコネクターのメリットは?
・TLS 1.2対応
・容量軽減
・自己署名証明書でのLDAPS対応
2.旧コネクターからの移行期限はありますか?
旧コネクターの有効期限はありませんが、セキュリティ上、早めの移行を推奨しております。
補足
旧ADコネクター稼働中も新ADコネクターをインストールすることが可能なため、シームレスに移行可能です。
手順
- 旧ADコネクター稼働中のまま、新コネクターをインストール。 (新旧共存可能)
- 新コネクターインストール完了後、テストとして旧ADコネクターのサービスを停止し、新コネクターの動作が正常かを確認。
- 正常な動作を確認できた後、旧コネクターを削除、またはバックアップとして停止にする。