MotionBoard のSAML JIT設定方法

 項目

内容 

事前確認

ネームID

メールアドレス

 

カスタム属性 ※ カスタム属性の設定方法はこちら

SP側の設定

管理者様にて設定

 

SPへ設定を依頼

プロビジョニング

 

APIによるプロビジョニング対応(トラスト・ログインでアカウント管理可)

SAML JITプロビジョニング対応(トラスト・ログインでアカウント管理可・ユーザー削除不可)
※プロビジョニングが不要な場合の設定方法はこちら

 

なし(各システムでアカウント作成)

アクセス方法

SP-Initiated SSO

IdP-Initiated SSO

デバイス別動作検証状況

PC - ブラウザ

PC - デスクトップアプリ

iOS - 標準ブラウザ (Safari)

iOS - トラスト・ログイン モバイルアプリ 内部ブラウザ

iOS - ネイティブアプリ

Android - 標準ブラウザ (Chrome)

Android - トラスト・ログイン モバイルアプリ 内部ブラウザ

Android - ネイティブアプリ

※ 本マニュアルは、MotionBoard にてSAML認証のドメインを作成する場合のSAML連携によるシングルサインオンの設定手順について説明します。
MotionBoard Cloud をご利用の場合、もしくはご契約のライセンスがユーザーライセンスの場合、ユーザーの登録に加えて指名ユーザーへの追加が必要です。SAML JITでのMotionBoard へのユーザー作成は可能ですが、指名ユーザーへの追加がされないとログインができません(
詳しくはこちら)そのため、本マニュアルではSAML JIT でのユーザー作成ではなく、予め管理者がMotionBoard にてユーザー作成と指定ユーザーへの追加を行なっておく手順をご案内します。
※ オンプレ版をご利用で指名ユーザーの追加が不要な場合は、本マニュアルの「MotionBoardの設定」の手順8〜12は不要です。

事前準備

①ユーザー情報にカスタム属性を追加

トラスト・ログインのメンバー情報にカスタム属性で 「MotionBoardのユーザー名」を追加します。カスタム属性の属性名は任意です。


【トラスト・ログイン カスタム属性 設定例】
00.png

【MotionBoardのユーザー情報画面】
25.png

カスタム属性の設定方法は以下のページをご参照ください。

    カスタム属性 設定方法(個別登録)

    カスタム属性 設定方法(一括登録)


②グループを作成しメンバーを割り当て

MotionBoard のロールグループにマッピングするグループを作成し、メンバーを割り当てます。
(既存のグループで運用が可能な場合は既存グループでも構いません。)

グループの方法、メンバーの割り当て方法は以下のページをご参照ください。
    グループを登録する

【設定例】

  • 「管理者」グループを作成し、MotionBoard の「管理者」ロールのメンバーを割り当て
  • 「一般ユーザー」グループを作成し、MotionBoard の「一般ユーザー」ロールのメンバーを割り当て

これにより「管理者」グループに属するユーザーがMotionBoard にSAMLログインを行うと、自動的に「管理者」ロールが割り当てられます。設定したグループに属さないユーザーはMotionBoardのロールが割り当てられず、機能の利用や閲覧ができません。

 

トラスト・ログインの管理ページの設定

  1. トラスト・ログインにログインし、「管理ページ > アプリ」メニューを開き、画面右上の「SAMLアプリ登録」ボタンを押します。
    02.png

  2. 「アプリケーション名」「アイコン」(任意)を登録します。
    03_2.png

  3. 「IDプロバイダーの情報」 の「IDプロバイダーURL」を控え、「証明書を取得」から証明書をダウンロードします。
    06.png

  4. 「サービスプロバイダーの設定」の各項目を以下のとおり設定します。クラウド版とオンプレ版で設定内容が異なりますのでご注意ください。

    【クラウド版をご利用のお客様】
    ログインURL https://cloud.motionboard.jp/motionboard/sso/saml?tenant=[テナントID]
    ネームID用値 「メンバー」-「email」を選択 (デフォルトのまま)
    エンティティID https://cloud.motionboard.jp/motionboard/
    ネームIDフォーマット 「emailAddress」を選択
    サービスへのACS URL https://cloud.motionboard.jp/motionboard/sso/saml/callback

    【オンプレ版をご利用のお客様】
    ログインURL

    ・マルチテナントのライセンスを保有していない場合
    http://[Webサーバーの名前またはIPアドレス]:8787/motionboard/sso/saml

    ・マルチテナントのライセンス保有している場合
    http://[Webサーバーの名前またはIPアドレス]:8787/motionboard/sso/saml?tenant=[テナントID]

    ネームID用値 「メンバー」-「email」を選択 (デフォルトのまま)
    エンティティID http://[Webサーバーの名前またはIPアドレス]:8787/motionboard/
    ネームIDフォーマット 「emailAddress」を選択
    サービスへのACS URL http://[Webサーバーの名前またはIPアドレス]:8787/motionboard/sso/saml/callback

    07_02.png

  5. 「SAML属性の設定」の「カスタム属性を指定」ボタン押下し、「SAML属性を追加」ボタンで行(属性)を追加します。以下の通り設定します。グループ属性値はプルダウンからグループ名を選択し、右の「+」マークで複数追加できます。
    サービスプロバイダー属性 トラスト・ログイン(IdP)属性
    属性指定名 属性種類 属性名   属性値
    下記①の値 Unspecified 下記①の値

    カスタム属性

    設定した属性名

    下記②の値 Unspecified 下記②の値 グループ 設定したグループ名を選択し「+」ボタンで全て追加する
     
    ①:http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/05/identity/claims/name
    ②:http://schemas.xmlsoap.org/claims/Group

    08.png

  6. 「登録」ボタンで保存します。

 

MotionBoard の設定

  1. 管理者アカウントでMotionBoard にログインし、「システム設定 > 接続/認証 > 認証」を開きます。
    09.png

  2. 「新規作成」をクリックします。
    10.png

  3. 外部認証名に任意の名称を入力、認証先タイプを「SAML」にし、「新規作成」をクリックします。
    11.png

  4. ドメイン設定の「新規作成」をクリックします。
    12.png

  5. ドメインIDに「saml」と表示されていることを確認し、「新規作成」をクリックします。
    13.png

  6. 「接続/認証 > シングルサインオン」を開きます。
    14.png

  7. 以下の項目を設定し「保存」をクリックします。
    SAML連携 チェックを入れる
    ターゲットURL トラスト・ログインから控えた「IDプロバイダーURL」
    証明書

    トラスト・ログインからダウンロードした「証明書」のファイル拡張子を.crt に変換しアップロードする

    ユーザーを追加する

    チェックを入れる

    ユーザーとグループを紐付ける

    チェックを入れる

    ドメインマッピング
    • ドメイン「saml」を選択
    • 入力欄にマッピングするドメイン名を入力します。入力欄で「*」を指定すると、どのドメインにもマッピングされないすべての値がマッピング対象となります。
    • 適用方法「追加」を選択

    15.png

  8. 「ユーザー > ユーザー」を開きます。
    20.png

  9. ドメイン「saml」を選択して「新規作成」をクリックし、SAML認証ユーザーを追加します。「ユーザーID」にはトラスト・ログインのメールアドレスを設定する必要があります。グループ及びロールはSAML JITにてログイン時に同期されるので設定の必要はありません。
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  10. 「ユーザー > 指名ユーザー」を開きます。
    22.png

  11. ドメイン「saml」を選択して左側に表示されるユーザー一覧から、SAML認証を許可するユーザーを右側の指名ユーザー一覧にドラッグ&ドロップで移動します。
    23.png

  12. 右側の指名ユーザー一覧に「ユーザーID@saml」の形式で追加されたことを確認し「保存」をクリックします。
    24.png

  13. 「ユーザー > グループ」を開きます。
    16.png

  14. ドメイン「saml」を選択して「新規作成」をクリックし、グループを追加します。「グループID」にはトラスト・ログインのグループ名と同一にする必要があります。対応するロールを設定し、最後に「追加」をクリックします。
    17.png

  15. 手順9を繰り返し、トラスト・ログイン上で設定したグループにマッピングするグループを追加します。
    18.png

トラスト・ログインのユーザーの設定

① ユーザーがマイページで追加する場合

  1. 「マイページ」で「アプリ追加」ボタンを押します。
  2. 「アプリ登録」画面で作成した独自SAMLアプリを選択し、画面右上の「次へ」ボタンを押します。
  3. 「表示名」を変更する場合は入力し、「登録」ボタンを押します。
  4. 「マイページ」または「拡張機能」でアプリをクリックし、ログインが成功するかご確認ください。

②管理者がメンバーを追加する場合

  1. 「管理ページ > アプリ」メニューで作成した独自SAMLアプリを検索しクリックします。
  2. 「メンバー追加」をクリックし、メンバー一覧から追加するユーザーを選択し「登録」ボタンを押して追加します。

 

MotionBoard のSAML JIT設定方法

 項目

内容 

事前確認

ネームID

メールアドレス

 

カスタム属性 ※ カスタム属性の設定方法はこちら

SP側の設定

管理者様にて設定

 

SPへ設定を依頼

プロビジョニング

 

APIによるプロビジョニング対応(トラスト・ログインでアカウント管理可)

SAML JITプロビジョニング対応(トラスト・ログインでアカウント管理可・ユーザー削除不可)
※プロビジョニングが不要な場合の設定方法はこちら

 

なし(各システムでアカウント作成)

アクセス方法

SP-Initiated SSO

IdP-Initiated SSO

デバイス別動作検証状況

PC - ブラウザ

PC - デスクトップアプリ

iOS - 標準ブラウザ (Safari)

iOS - トラスト・ログイン モバイルアプリ 内部ブラウザ

iOS - ネイティブアプリ

Android - 標準ブラウザ (Chrome)

Android - トラスト・ログイン モバイルアプリ 内部ブラウザ

Android - ネイティブアプリ

※ 本マニュアルは、MotionBoard にてSAML認証のドメインを作成する場合のSAML連携によるシングルサインオンの設定手順について説明します。
MotionBoard Cloud をご利用の場合、もしくはご契約のライセンスがユーザーライセンスの場合、ユーザーの登録に加えて指名ユーザーへの追加が必要です。SAML JITでのMotionBoard へのユーザー作成は可能ですが、指名ユーザーへの追加がされないとログインができません(
詳しくはこちら)そのため、本マニュアルではSAML JIT でのユーザー作成ではなく、予め管理者がMotionBoard にてユーザー作成と指定ユーザーへの追加を行なっておく手順をご案内します。
※ オンプレ版をご利用で指名ユーザーの追加が不要な場合は、本マニュアルの「MotionBoardの設定」の手順8〜12は不要です。

事前準備

①ユーザー情報にカスタム属性を追加

トラスト・ログインのメンバー情報にカスタム属性で 「MotionBoardのユーザー名」を追加します。カスタム属性の属性名は任意です。


【トラスト・ログイン カスタム属性 設定例】
00.png

【MotionBoardのユーザー情報画面】
25.png

カスタム属性の設定方法は以下のページをご参照ください。

    カスタム属性 設定方法(個別登録)

    カスタム属性 設定方法(一括登録)


②グループを作成しメンバーを割り当て

MotionBoard のロールグループにマッピングするグループを作成し、メンバーを割り当てます。
(既存のグループで運用が可能な場合は既存グループでも構いません。)

グループの方法、メンバーの割り当て方法は以下のページをご参照ください。
    グループを登録する

【設定例】

  • 「管理者」グループを作成し、MotionBoard の「管理者」ロールのメンバーを割り当て
  • 「一般ユーザー」グループを作成し、MotionBoard の「一般ユーザー」ロールのメンバーを割り当て

これにより「管理者」グループに属するユーザーがMotionBoard にSAMLログインを行うと、自動的に「管理者」ロールが割り当てられます。設定したグループに属さないユーザーはMotionBoardのロールが割り当てられず、機能の利用や閲覧ができません。

 

トラスト・ログインの管理ページの設定

  1. トラスト・ログインにログインし、「管理ページ > アプリ」メニューを開き、画面右上の「SAMLアプリ登録」ボタンを押します。
    02.png

  2. 「アプリケーション名」「アイコン」(任意)を登録します。
    03_2.png

  3. 「IDプロバイダーの情報」 の「IDプロバイダーURL」を控え、「証明書を取得」から証明書をダウンロードします。
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  4. 「サービスプロバイダーの設定」の各項目を以下のとおり設定します。クラウド版とオンプレ版で設定内容が異なりますのでご注意ください。

    【クラウド版をご利用のお客様】
    ログインURL https://cloud.motionboard.jp/motionboard/sso/saml?tenant=[テナントID]
    ネームID用値 「メンバー」-「email」を選択 (デフォルトのまま)
    エンティティID https://cloud.motionboard.jp/motionboard/
    ネームIDフォーマット 「emailAddress」を選択
    サービスへのACS URL https://cloud.motionboard.jp/motionboard/sso/saml/callback

    【オンプレ版をご利用のお客様】
    ログインURL

    ・マルチテナントのライセンスを保有していない場合
    http://[Webサーバーの名前またはIPアドレス]:8787/motionboard/sso/saml

    ・マルチテナントのライセンス保有している場合
    http://[Webサーバーの名前またはIPアドレス]:8787/motionboard/sso/saml?tenant=[テナントID]

    ネームID用値 「メンバー」-「email」を選択 (デフォルトのまま)
    エンティティID http://[Webサーバーの名前またはIPアドレス]:8787/motionboard/
    ネームIDフォーマット 「emailAddress」を選択
    サービスへのACS URL http://[Webサーバーの名前またはIPアドレス]:8787/motionboard/sso/saml/callback

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  5. 「SAML属性の設定」の「カスタム属性を指定」ボタン押下し、「SAML属性を追加」ボタンで行(属性)を追加します。以下の通り設定します。グループ属性値はプルダウンからグループ名を選択し、右の「+」マークで複数追加できます。
    サービスプロバイダー属性 トラスト・ログイン(IdP)属性
    属性指定名 属性種類 属性名   属性値
    下記①の値 Unspecified 下記①の値

    カスタム属性

    設定した属性名

    下記②の値 Unspecified 下記②の値 グループ 設定したグループ名を選択し「+」ボタンで全て追加する
     
    ①:http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/05/identity/claims/name
    ②:http://schemas.xmlsoap.org/claims/Group

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  6. 「登録」ボタンで保存します。

 

MotionBoard の設定

  1. 管理者アカウントでMotionBoard にログインし、「システム設定 > 接続/認証 > 認証」を開きます。
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  2. 「新規作成」をクリックします。
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  3. 外部認証名に任意の名称を入力、認証先タイプを「SAML」にし、「新規作成」をクリックします。
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  4. ドメイン設定の「新規作成」をクリックします。
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  5. ドメインIDに「saml」と表示されていることを確認し、「新規作成」をクリックします。
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  6. 「接続/認証 > シングルサインオン」を開きます。
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  7. 以下の項目を設定し「保存」をクリックします。
    SAML連携 チェックを入れる
    ターゲットURL トラスト・ログインから控えた「IDプロバイダーURL」
    証明書

    トラスト・ログインからダウンロードした「証明書」のファイル拡張子を.crt に変換しアップロードする

    ユーザーを追加する

    チェックを入れる

    ユーザーとグループを紐付ける

    チェックを入れる

    ドメインマッピング
    • ドメイン「saml」を選択
    • 入力欄にマッピングするドメイン名を入力します。入力欄で「*」を指定すると、どのドメインにもマッピングされないすべての値がマッピング対象となります。
    • 適用方法「追加」を選択

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  8. 「ユーザー > ユーザー」を開きます。
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  9. ドメイン「saml」を選択して「新規作成」をクリックし、SAML認証ユーザーを追加します。「ユーザーID」にはトラスト・ログインのメールアドレスを設定する必要があります。グループ及びロールはSAML JITにてログイン時に同期されるので設定の必要はありません。
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  10. 「ユーザー > 指名ユーザー」を開きます。
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  11. ドメイン「saml」を選択して左側に表示されるユーザー一覧から、SAML認証を許可するユーザーを右側の指名ユーザー一覧にドラッグ&ドロップで移動します。
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  12. 右側の指名ユーザー一覧に「ユーザーID@saml」の形式で追加されたことを確認し「保存」をクリックします。
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  13. 「ユーザー > グループ」を開きます。
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  14. ドメイン「saml」を選択して「新規作成」をクリックし、グループを追加します。「グループID」にはトラスト・ログインのグループ名と同一にする必要があります。対応するロールを設定し、最後に「追加」をクリックします。
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  15. 手順9を繰り返し、トラスト・ログイン上で設定したグループにマッピングするグループを追加します。
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トラスト・ログインのユーザーの設定

① ユーザーがマイページで追加する場合

  1. 「マイページ」で「アプリ追加」ボタンを押します。
  2. 「アプリ登録」画面で作成した独自SAMLアプリを選択し、画面右上の「次へ」ボタンを押します。
  3. 「表示名」を変更する場合は入力し、「登録」ボタンを押します。
  4. 「マイページ」または「拡張機能」でアプリをクリックし、ログインが成功するかご確認ください。

②管理者がメンバーを追加する場合

  1. 「管理ページ > アプリ」メニューで作成した独自SAMLアプリを検索しクリックします。
  2. 「メンバー追加」をクリックし、メンバー一覧から追加するユーザーを選択し「登録」ボタンを押して追加します。