eYACHO for Business のSAML認証の設定方法

GMOトラスト・ログインチーム

2024年12月09日 04:24
更新

項目	内容
事前確認	eYACHO for Business にて事前の設定が必要です。 eYACHO for Business のユーザーIDとトラスト・ログインのメールアドレスが一致している必要があります。本マニュアルと同様の設定で、GEMBA Note for Business、MetaMoJi Share for Business でもSSO設定が可能です。本マニュアルは eYACHO for Business 6 にて検証・作成しております。製品により画面の表示が異なる場合があります。最新の設定手順は、eYACHO for Business からご提供されているマニュアルをご確認くださいますようお願いいたします。
ネームID	〇	メールアドレス
ネームID		カスタム属性　※ カスタム属性の設定方法はこちら
SP側の設定	〇	管理者様にて設定
SP側の設定		SPへ設定を依頼
プロビジョニング		APIによるプロビジョニング対応(トラスト・ログインでアカウント管理可)
		SAML JITプロビジョニング対応(トラスト・ログインでアカウント管理可・ユーザー削除不可)
	〇	なし(各システムでアカウント作成)
アクセス方法	〇	SP-Initiated SSO
アクセス方法	ー	IdP-Initiated SSO
デバイス別動作検証状況	〇	PC - ブラウザ
	〇	PC - デスクトップアプリ
	〇	iOS - 標準ブラウザ (Safari)
	〇	iOS - トラスト・ログインモバイルアプリ内部ブラウザ
	〇	iOS - ネイティブアプリ
	〇	Android - 標準ブラウザ (Chrome)
	〇	Android - トラスト・ログインモバイルアプリ内部ブラウザ
	〇	Android - ネイティブアプリ

トラスト・ログインの管理ページの設定

トラスト・ログインにログインし、「管理ページ > アプリ」メニューを開き、画面右上の「アプリ登録」ボタンを押します。
「企業アプリ登録」画面で検索し、「eYACHO for Business (SAML)」を選択します。
「IDプロバイダーの情報」の「IDプロバイダーURL」の値を控え、「証明書を取得」ボタンから証明書をダウンロードします。

サービスプロバイダーの設定の「ログインURL」に、ブラウザでアプリをクリックした際に遷移させるURLを、お客様の運用方法に合わせて以下の通りご指定ください。

「Web管理ツール」に遷移させたい方	https://mps.metamoji.com/admintool/
「MetaMoJi Cloud ツール」に遷移させたい方	https://mps.metamoji.com/mpsroot/CloudToolLogin?

※ 上記URLで「法人ID」を入力した後のURLをログインURLに指定することで、「法人ID」の入力を省略することもできます。
例）「Web管理ツール」の場合
　　 https://[お客様のサーバー番号].metamoji.com/mmjeditor2/usradm/ja/login.html?cuid=[法人ID]
「MetaMoJi Cloud ツール」の場合
　　https://[お客様のサーバー番号].metamoji.com/mmjCloudWeb/mypage/ja/login.html?cuid=[法人ID]

「登録」ボタンで保存します。

eYACHO for Business の設定

管理者ユーザーでWeb管理ツールを開き、メニューから「カスタマイズ設定」を開きます。
「他のサービスでログイン」を「利用する」にし、「保存」ボタンで設定を保存します。
管理者メニューに戻り「他のサービスでログインの設定」を開きます。
Microsoft Azure ADの「詳細設定」をクリックします。

「シングルサインオン(SAML)」のタブとなっていることを確認し、各項目を以下の通り設定します。最後に「OK」ボタンで保存します。

ログインURL	トラスト・ログインから取得した「IDプロバイダーURL」
証明書 (Base64)	トラスト・ログインから取得した「証明書」を「ファイルから読み込む」ボタンで選択
ユーザー識別子	「一意のユーザー ID (userprincipalName)」を選択

管理者メニューに戻り「ユーザー管理」を開きます。
「ユーザー一括登録」で一括変更も可能です。株式会社 MetaMoJi からご提供されているマニュアルをご確認ください。
対象ユーザーのユーザー情報変更画面を開き、以下の項目を設定して「変更」ボタンで保存します。「他のサービスでログイン」を「利用する」に変更すると、ユーザーID/パスワードでのログインができなくなりますのでご注意ください。

ユーザーID（社員番号など）トラスト・ログインと同一のメールアドレス

他のサービスでログイン「利用する」を選択

トラスト・ログインのユーザーの設定

① ユーザーがマイページで追加する場合

「マイページ」で「アプリ追加」ボタンを押します。
「アプリ登録」画面で「eYACHO for Business (SAML)」を選択し、画面右上の「次へ」ボタンを押します。
「表示名」を変更する場合は入力し、「登録」ボタンを押します。

②管理者がメンバーを追加する場合

「管理ページ > アプリ」メニューで「eYACHO for Business (SAML)」アプリを検索しクリックします。
「メンバー追加」をクリックし、メンバー一覧から追加するユーザーを選択し「登録」ボタンを押して追加します。

ログイン方法

① ブラウザでWeb管理ツールまたはMetaMoJi Cloud ツールにログインする場合

PCブラウザまたはトラスト・ログインモバイルアプリでマイページからアプリをクリックすると、ログインURLに指定したURLに遷移します。「法人／学校ID」を入力します。
「他のサービスでログイン」ボタンをクリックするとログインが完了します。

②対象製品のアプリにログインする場合

ネイティブアプリまたはデスクトップアプリで対象製品を開き、「他のサービスでログイン」をクリックします。
「法人ID」を入力し「完了」をクリックします。
「ログイン」ボタンをクリックすると、トラスト・ログインの認証画面に遷移します。トラスト・ログインにログイン後、対象製品にログインします。法人IDは一度追加すると保存されるので、2回目以降入力は不要です。

右上の設定ボタン（歯車マーク）で法人IDの追加や削除が可能です。

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