パスワード認証は、トラスト・ログインへ招待したメンバーがトラスト・ログインのIDとパスワードでログインできるようになる機能です。
利用例としては、ActiveDirectory連携や外部IDP連携によってトラスト・ログイン以外のIDとパスワードでトラスト・ログインにログインする場合、こちらの設定を「有効」にすることで、トラスト・ログインに設定したのID・パスワードでもログインできるようになります。「無効」にした場合は、ActiveDirectory、または連携しているIDP(SaaSプロバイダー)のID、パスワードだけでログインできるようになります。
- メンバーの追加時、トラスト・ログインのパスワードを設定させる
デフォルト設定は「有効」になっています。この状態でトラスト・ログインにメンバーを招待すると、パスワードと秘密の質問を登録するためのメールが送信されます。
- メンバーの追加時、トラスト・ログインのパスワードを設定させない
この機能はトラスト・ログインへこれから追加するメンバーのパスワードと秘密の質問を登録させない方法です。
2. 左のメニューから「設定」を開きます。
3.「オプション機能」画面が開きますので、パスワード認証の「設定」をクリックします。
4. 「編集」をクリックします。
5.「メンバー登録時に自動でパスワード認証を割り当てる」のトグルをオフにし、保存します。
注意:ActiveDirectory連携やIDP連携を行っていない状態で、この設定後に招待したメンバーはトラスト・ログインにログインできなくなります。この設定を行った後、 ID連携オプションでメンバーの追加設定を行ってください。
- パスワード認証を行うメンバーを設定する
ActiveDirectory連携やIDP連携を行っている状態で、この設定を行うとトラスト・ログインのIDとパスワードでもログインできるようになります。
1. トラスト・ログイン管理画面にログインします。
2. 左のメニューから「設定」を開きます。
3.「オプション機能」画面が開きますので、パスワード認証の「設定」をクリックします。
4.「メンバー追加」または「グループ追加」をクリックします。
5.トラスト・ログインのパスワード認証でログインさせたいメンバー・グループを選択し、「登録」をクリックします。
※この登録を押すと対象のメンバーへトラスト・ログインのパスワード登録メールが送信されます。
メンバーはそのメールのURLを開き、トラスト・ログインのログインパスワードと秘密の質問を設定します。
6.これで設定が完了です。
対象のメンバーはログインするたびに、トラスト・ログインのパスワードで認証するか、その他のIDで認証するか選択するようになります。
- パスワード認証からメンバーを除外する
ActiveDirectory連携やIDP連携とパスワード認証の両方を行っている状態で、この設定を行うとActiveDirectory連携やIDP連携のみでログインできるようになります。
注意1:ActiveDirectory連携やIDP連携を行っていない状態で、この設定を行うとメンバーはトラスト・ログインにログインできなくなります。この設定を行った後、 ID連携オプションでメンバーの追加設定を行ってください。
注意2:この作業を行うと、対象メンバーのトラスト・ログインのパスワードと秘密の質問は削除されます。再度追加を行うと、トラスト・ログインパスワード登録メールが流れます。
1. トラスト・ログイン管理画面にログインします。
2. 左のメニューから「設定」を開きます。
3.「オプション機能」画面が開きますので、パスワード認証の「設定」をクリックします。
4. 画面下半分のメンバー一覧・グループ一覧で対象のチェックボックスをオンにして「外す」ボタン、またはゴミ箱ボタンで割り当てを解除します。
5.これで設定が完了です。